先日、AMNのイベント「花粉症と乳酸菌」に参加してきました。「なぜ乳酸菌が花粉症と関係してるんだ?」と疑問に思うようなタイトルですが、カルピスが花粉症を抑えるのに有効な乳酸菌(L.アシドフィルスL-92株)を発見・製品化したとのことで、その解説と商品の体験ができるというイベント。何を隠そう、花粉症・アトピー・カカオアレルギーというアレルギー三重苦を負っている僕にとっては、かなり注目の内容でした。
商品名は「アレルケア」。当日はもちろん、花粉症を始めとしたアレルギーが起きる仕組みや、この乳酸菌がどんな作用をするのかについて解説があったのですが、少々専門的な内容なので省略(詳しく知りたい方は、カルピス研究所内のページに解説がありますのでご覧下さい)。ただし1つ解説しておくと、アレルギー症状をやっつけようという発想(つまり対処療法ですね)の商品ではなく、漢方のように体質改善をしていこうという商品です。簡単に言えば、アレルギーとは免疫システムのバランスが崩れてしまうことによって出てくる症状。アレルギーにならないために、そのバランスを保とうというのが「アレルケア」だとのこと。そのため、個人的にはすごく嬉しいことに、同じメカニズムで起きるアトピーにも効果が期待できるとのことでした。
で、実際の商品がこちら。3タイプあって、タブレット型でサプリメント的に飲むもの、おなじみカルピス(会社名ではなく飲料の方)のように希釈して飲むもの、カルピスウォーターのようにそのまま飲むことができるもの、が用意されています。飲料タイプの味は、<カルピス+飲むヨーグルト÷2>といったところ。飲むヨーグルトよりもあっさりしていて、個人的には好みの味でした。これについては、「定期的に飲んでいただけるように、味にはこだわりました」とのこと。確かにカルピスが作るのですから、効果はあるけど味は……というわけにはいかなかったのでしょうね。
その気になる効果なのですが、やはり「薬」ではないので、即効性は期待できないとのこと。実験でも、何週間か飲み続けて始めて違いが現れたそうです。そうなると、味や価格、手に入れやすさなどが重要になってきます。味は前述の通り合格レベルですから、後は価格と手に入れやすさ。アマゾンを参考にすると、価格はタブレット型(30日分)が2,000円前後、280ml ボトル型が1本約160円ですから、これで症状が緩和されるならば妥当なレベルではないでしょうか。ただタブレット型は主にドラッグストア、飲料型は一部コンビニで扱われるとのことで、僕にとっては「買いに行くぞ」という意気込みで出かけないといけなくなりそうです(ふらっと立ち寄った店で「あ、これも買っておこう」とはならなそう)。
ともあれ、「毎日カルピス(のような飲料)を飲むだけで花粉症とアトピー予防に期待できるかも」というイメージですから、個人的には継続率(?)は高くなりそうだと感じました。今回は試供品として、上で紹介した3タイプを1つずついただいて来ましたので、とりあえず全てなくなるまで(2月末まではもちそうですね)継続して試してみたいと思います。ちなみにカルピスさんでタブレット型の読者プレゼントを実施されていますので、興味のある方は応募してみて下さい(詳しい記事はこちら)。
今年の関東地方は、花粉飛散量が例年の倍になると予想されているとのこと。僕は例年通りでも2月末~3月上旬には花粉症の自覚症状が現れるので、その頃にまたエントリを書いて、飲み続けることでどの程度違いがあったかを見てみたいと思います。乞うご期待(?)
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