これも出オチのような軽いネタですが。冷蔵庫の中で、すぐ古くなってしまうものの代名詞といえば卵と牛乳……と個人的に思っているのですが、古くなった牛乳を間違えて飲んでしまうことを防ぐデザインが紹介されていました:
■ Real Mature Milk Cartons (Yanko Design)
一目瞭然、時間の経過と共に、表面がチーズ(笑)のようになってしまうという牛乳パックです。もちろん牛乳パックの表面には賞味期限(消費期限?)が記載されているわけですが、小さい数字ですからうっかり見落としてしまうということもあるでしょう。また日付では、「今日が何月何日か」を意識して頭の中で計算しないと、あとどれくらいで消費しないといけないのかイメージがつかめません。その点、このデザインなら一目で分かる上に、砂時計のように時間経過・残り時間をつかめるわけですね。
問題はこんな塗料、実現できるのか否かという点ですが……昔から「冷蔵庫のIT化」というアイデアがありますが、扉の表面を全面ディスプレイにして「中にあるものを(開かなくても分かるように)表示する、賞味期限が切れたものは黒っぽく表示する」なんて仕組みに応用できるかも?
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「扉の表面を全面ディスプレイ」に近い話ですが、「電脳メガネ」的な物を作るという方向もありかもしれないですね。他にもICタグとかと組み合わせれば、栄養価を表示するとか任意の料理に必要な食材だけ光って見えるとか、いろいろと応用できそうな気がします。
投稿情報: inamenai | 2009/01/01 20:47