すぐに何かに使えるわけではないのですが、アイデアのベースになりそうなネタなので少し。
まずはこちらの動画をどうぞ(7分半と長い動画ですが、1分30秒を超えた辺りから少し見ていただければ、これからご紹介するものがどんなアイデアかを理解できると思います):
これは EPSRC(Engineering and Physical Science Research Council) という組織によってデザインされた"History Tablecloth"(ヒストリー・テーブルクロス)という品物です。動画を見ていただければお分かりの通り、何かを上に置いておくと、その部分が光を発するようになるというもの。光は置いておく時間が長いほど強くなり、上に置かれた物が取り除かれると消えます。つまりずっと置きっぱなしの物があれば、その周囲が強く光って目立つようになる、というテーブルクロスです。
で、何が嬉しいの?という話なのですが……確かにこれだけの話であれば、大して使い道はないかもしれません。強いて言えば、机の上に出しっぱなしになっているものを識別して片付けたり、置かれた料理の「冷蔵庫or鍋から出された後の長さ」を識別して食べる/食べないを判断したり、という感じかなぁ。しかしこのアイデア、ずっと前にご紹介した「デジタルほこり」のような発想で、他のモノやサービス、アイデアと組み合わせて使ってみると面白いかもしれません。
それよりももっとスマートにして、「出された料理のカロリーが表示される」とかいう方向性かなぁ。しかしそうなると、Microsoft の Surface みたいな話になってしまいますが。
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