言わずと知れた Twitter の創業者、ビズ・ストーンからのお言葉です。「2009年度中の広告導入はない」とのこと:
■ Twitter's Stone says no ads in 2009 (Reuters)
まぁ、既に日本語版にはバッチリ入っているわけですが(笑)。また先日ベンチャーキャピタルからの追加資金調達を果たしたばかりですし、お金に困っているという状況ではないはず。というわけで現状を急いで変えるつもりはない、ということでしょうね。
ただ、こんな気になることも言っています:
Still in its infancy, the fledgling company has rapidly become a cultural phenomenon, but Twitter and other social networking Web sites have yet to show investors how they will start earning a profit.
To that end, Stone said Twitter aims to offer premium features for commercial account users this year.
"We wanted to show people that we're here to stay and here we are making money," Stone said.
Those features, which could debut in test form, are envisioned as for-pay features and potentially could include "light analytics" tools that allow commercial users to gather data on their followers, he said.
Twitter はまだスタートして間もないが、文化現象のようになっている。しかし Twitter だけでなく他のSNSサイトは、投資家に対してどうやって収益を上げていくかを示していない。
投資家の懸念に答えるため、ストーンは企業ユーザーに向けたプレミアムサービスを今年度中に発表する予定であると述べた。
「私たちは外部に対して、Twitter が今後も続き、収益を上げるだろうということを示したいのです」と、ストーンは述べる。
また彼は、プレミアムサービスは当初テスト版として提供され、有料となり、企業ユーザーがフォロワーのデータを収集できる「計量版アナリティクス」ツールのような機能も含まれるだろうとも述べている。
ということで、以前から検討されていた「有料版企業アカウント」がいよいよ登場間近、といったところでしょうか。Twitter をマーケティングに活用する企業も増えてきましたし、「分析機能だけは有料で提供しますよ。これまでよりも精密な効果測定ができるけど、どう?」というのはなかなか上手い話なのではないかと思います。
確かにその流れで見ると、企業ユーザー向けの Twitter 入門ガイドである"Twitter 101"をわざわざ Twitter 自身が開設している理由も納得できます。Twitter をめぐる噂は様々なものがありますが、「有料プレミアムサービス」の登場は意外と近いかもしれませんね。
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