「提案」ではなくて、むしろグチです。すみません。
先日、実家のPC(NEC製)の調子が悪くなったため、NECに修理に出しました。修理を受け付けてもらうまでにも、長い時間をかけて電話で交渉しなければならなかったのですが、問題はその後。修理から帰ってきたPCには、こんなメモが付いていました:
不具合が再現しませんでしたので、修理せずお返しします。
「再現しませんでした」?なら工場にあるうちに連絡してくれればよかったのに!嫌な予感がしてPCを起動したら、案の定、不具合は直っていませんでした。PC内部の接触がおかしいらしく、障害が出る場合と出ない場合があるのです。工場でテストした時には、偶然調子が良かったのでしょう。
そこから再度、長い交渉。まず電話がつながらない。つながっても「ほんとに障害なの?」「あなたPCの素人でしょ?」という態度を取られる。修理したがらない。ほとほと疲れ果てました(すいません、この部分グチです)。
で、カスタマーサポートにsupportではなくinsultされながら考えたこと:
- 工場側で障害が再現されなかった時には、ユーザーに連絡するようにするべき(そのための連絡先をちゃんと確認しておく)。
- カスタマーサポートは時間予約できるシステム(問題の概要と、通話希望時間を入力する)を作るべき。オペレーターにつながるまでの時間を待たなくて済むし、オペレーターと話すときもあらかじめ問題の概要を伝えておける。
- それがダメなら、せめて電話の待ち時間に流れる「NECのカスタマーサポートはこんなにスゴイぜ」メッセージを流すのを止める。トラブルで困っているユーザーにとっては、何の意味もないどころか、むしろ逆効果。
- オペレーターは若い女性ではなく、中高年の女性を雇うべき。技術教えるのが大変だろうけど、そもそも初心者はそんな難しい質問しないし、壊れてるかどうかの確認だけならマニュアル化できるのでは?techieな質問されたら、技術屋にエスカレーションかければ済むのだし。それより、PCを扱えない人々の気持ちを理解できない若い人々ではなく、対人経験の豊富な人々を雇った方が良いのでは。ちょうどアメリカの航空業界が、フライトアテンダントの採用基準を「若くて美しい」ではなく「接客力のある」に変えたようなイメージ。
こんなところでしょうか。要するに、NECはカスタマーサポートをSkype対応する前に、基本から見直したほうが良いのでは(っていうか見直せ!)というグチでした。
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